朝6時に都内の自宅を出発7時50分発の羽田-秋田のフライトで定刻8時50分に秋田空港へ到着、
約8ヶ月ぶりの秋田の空気を味わいつつレンタカーの手続き、10時前に現地到着撮影スタート、思った以上に観光客の方々が多くてビックリしました、
そしていきなり撮影ポイントが多くてビックリしました、編集も時間がかなり掛かりました(笑)
武家屋敷に行くなんて小学校以来でしたが改めて地元再発見となりました。
角館歴史村・青柳家とは?施設の概要と展示施設を紹介
角館歴史村・青柳家は、「みちのくの小京都」と称される角館を代表する武家屋敷のひとつです。
約3000坪の広大な敷地内には、立派な門や母屋と6つの資料館が点在し、すべて見学可能。
刀の実触や、鎧や着用などの体験コーナーも充実しており、格式高い当時の武士の暮らしと歴史を体感できます。
青柳家の概要
青柳家は武士の家柄で、角館に約400年の歴史をもつ名家です。
慶長8年(1603)に芦名家の家臣として角館入りし、芦名家断絶後は佐竹北家の臣下となりました。納戸役などの要職を歴任し、実禄は104石。角館では上級武士にあたる石高です。
青柳家の武家屋敷は、遺構として貴重なことから昭和48年(1973)に秋田県指定史跡に指定されています。
なかでも薬医門は、青柳家の格式の高さを象徴するものです。藩への貢献が認められたことにより、特別に建築が許可された薬医門は、万延元年(1860)に大工棟梁柴田岩太郎によって建てられました。
切妻屋根、こけら葺、一間一戸、当時の上級武士しか認めらない格式の高い建物で、武家屋敷通りに面して続く黒塀が優美です。門の大きさと壮麗さから、門はその家の威信を表すとされていた当時の家格の高さがわかります。
重要文化財に指定されている青柳家の母屋は、約200年前に建てられままに、その座敷は現存する角館の武家屋敷のなかでも最も豪華だと言われています。
現代の人々が角館の武家屋敷の建築様式を知るためには格好の、井戸屋形,米蔵,文書蔵,正玄関,脇玄関などがあります。
青柳家の武家としての文化を育んできた歴史が、今なお息づいています。
青柳家の展示施設を紹介
武家道具館・郷土館・武器蔵・解体新書記念館・ハイカラ館など、6つの資料館には青柳家や角館にまつわる数々の秘蔵品が一般公開されています。
母屋に隣接する土蔵を利用した「武家道具館」では、青柳家代々伝わる文献や焼き物など、武家道具が展示されており、当時の生活様式を知ることができます。
また、旧家を移築して建てられた「秋田郷土館」では、当時の雪国ならではの暮らしぶりが感じられます。
青柳家の宝である「六十二間小星兜」や重要文化財の「秋田郷土刀」など、武具・文献が展示されているのは「武器蔵」です。
「解体新書記念館」には、青柳家と関係の深い小田野直武の生涯と、その画業について展示。小田野直武は青柳家と親戚関係にあり、「解体新書」の挿絵や秋田蘭画の確立で名を高めた角館出身の武士です。
約3000坪の広大な敷地内には,樹齢数百年の巨木や、600種類もの草木花が美しい庭園も歩きながら見て回われます。農林水産省の認定を受けた日本に1本しかない「青柳八重紅枝垂桜」という珍しい枝垂れ桜も見逃せません。(4月下旬~5月初旬)
散策に疲れたら、敷地内にある食事処や喫茶店で一息つきましょう。お食事処「森の食彩館」では、300年以上の伝統を誇る秋田の食文化「稲庭うどん」が堪能できます。
ハイカラ館の1階にある喫茶店では、裏山から流れ込む清水「神明水」で淹れた南蛮茶(コーヒー)や、天然山ぶどう果汁が入った「さなずらアイスクリーム」など、アンティークな雰囲気のなかで他では味わえないメニューを楽しめます。
邸内には、角館伝統の桜皮細工や角館焼など、地元の特産品を販売するお土産処もあるので、気になるものが見つかるかもしれません。
他にも、刀に触れたり、鎧を着用したり、駕籠に触れるなどの体験ができたり、母屋内部をガイドが案内する「母屋探索ツアー」も開催されています。
青柳家へのアクセス方法
JR秋田新幹線・田沢湖線、秋田内陸線の「角館駅」から徒歩15分。
駅前から人力車(有料)に乗れば、10分ほどで到着します。
車の場合は、東北自動車道 盛岡I.Cより約1時間10分、秋田自動車道 協和I.Cより約30分、秋田空港より約50分です。近くには市営駐車場があり、普通車は終日500円で利用可能です。
なお、角館歴史村・青柳家は年中無休ですが、開村時間は時期により異なるので注意が必要です。通常9:00〜17:00まで、11月〜3月は9:00〜16:00になります。